exhibitions
井上絢子展「奥帰り」
INOUE Ayako
"A Return to the Inner Heart"
paintings
2019年3/8(金)〜24(日)
終了しました
今私たちが生きている、捉え難く移ろいやすい世界の中で、ちいさな感動やふとした景色を
見過ごさずに丁寧にすくい 取りたいと思う。
心にささくれが起きた瞬間を、その色彩を、空気を、温度を覚えておきたいと思う。
と井上絢子は語ります。
作者にとって描くことは、すぐに過去のものとなる大きな出来事や流されていく感情に抗い、埋もれて気付かれずにいるもの その愛おしい一瞬を捉え とどめて 伝える という作業に見えます。
自分と他者、 自然や事象との距離感、内と外のあわい
見た夢を思い起こそうとし、朧げに残像が記憶にとどまっている現実との繋がる瞬間。
作品の世界と日常の世界が地続きで繋がっていく感覚を呼び起こします。
今回Watermarkで初個展となる今展では、弊廊の小さなスペースに合わせて新作を中心に構成して下さいます。
ぜひご高覧くださいませ。
※本展の開催と併せて「アートフェア東京2019」〈3/7より東京国際フォーラムにて開催〉にMITSUKOSHIブースから出品予定です。
※一部の作品はオンラインショップでもご覧になれます→
INOUE Ayako Profile
2007 佐賀大学文化教育学部美術工芸課程卒業
2015 「いわずにいってもいない」モマ・コンテンポラリー/福岡
「あなたの大切なことはわたしにとって大切なことか」PORT/福岡
「明日への坩堝」福岡アジア美術館交流ギャラリー/福岡
2016 「黄金町バザール2016」黄金町/神奈川
「Local Prospects 2 アイデンティティ」三菱地所アルティアム/福岡
2017 「色彩、感情、忘れ残し」日本橋三越本店 アートスポット
2018 アートフェア /アートインパークホテル東京 他
井上絢子展プレスリリース
竹﨑勝代展
TAKEZAKI Katsuyo
呼吸するかたち
woodcut print
2019年1/12(土)~27(日)
終了しました
竹﨑勝代の作品の魅力は、和紙 彫刻刀 バレンによるとても日本的でシンプルな木版画作品でありながら、素朴な彫り跡をあえて前面に出しつつ、グラフィックデザイン的要素を取り入れた絶妙なバランス感覚です。
自由で伸びやかなかたちと楽しげな色。不思議な浮遊感と空気感、作品の前で深呼吸したくなります。新作を中心に展示いたします。ぜひご高覧下さい。
会場風景
一部の作品はオンラインショップでご覧になれます。
https://watermarkart.base.shop