WATERMARKのギャラリーは2023年1月で10周年を迎えます。
それ以前の2000年頃からフリーランスでアートに関わる仕事をしていました。当時は主に版画を取り扱っていたことから、版画用紙に漉き込まれた透かし模様を指す「WATERMARK」という言葉(苗字の「清水」とも繋がり）から名付けました。（enyaの「WATERMARK」も当時よく流れていましたっけ）
そしてギャラリーを始める際、共通の友人にロゴマークを頼みました。
その友人がデザインしてくれた際のことば。

クラシックとモダン。
そんな2面性をもったロゴタイプです。
だって、アートはそもそも時代を超えた存在だから。
アーチ状に組んだ文字のレイアウトは、円弧や橋のイメージ。
ギャラリーの存在自体がいずれ、おおきな円環の一部分になれることやなにかの橋渡しになれれば、という希望をほんの少しだけこめました。
3つのダイヤは、作家、お客さん、そしてギャラリー。そうそう、じつはよく見るとWとMが隠れています。
そして、そういうようなことが、 誰かの目にいずれ「透かし」のように感じてもらえたなら、とってもうれしいです。

改めて読み返し、ロゴのような存在になれているのか？は少々自信がありませんが、時折このことばを思い出します。
そして願わくば、この3つのダイヤの火を灯し続けられますように。
1~3月にかけて、これまでWATERMARKを支えてくださった作家の作品を月替わりで展示いたします。皆さまにお目にかかれることを楽しみにしております。


10th Anniversary vol.3 版画を中心に　3/18(土)-4/2(日)　　12:00-18:00(日 12:00-17:00) 火曜・水曜休み

今まで展覧会をさせていただいた版画作家の作品をご紹介。小さなスペースゆえ、全て壁面に飾ることができませんが、ファイルでご覧いただける作品もご用意しています。お気軽にお声をかけてください。

岩切裕子　今井恵　エグチジュンコ　岡田まりゑ　笠井正博　しろこまタオ　竹崎勝代　武田史子　田中彰　爲金義勝　
坪内好子　古屋真美　戸次祥子　溝上幾久子　向田れん　山中現　山本剛史　渡邊加奈子 　 　


2023年
＜10th Anniversary＞
1/21(土)-2/5(日)　 vol.1　工芸を中心に
　　　　　　　　　　　　榎本悦子　櫻木綾子　島田篤　鈴木伊美　鈴木稔　トガシヨウコ　福士遥　百瀬玲亜　森田節子
2/18(土)-3/12(日)　vol.2　タブロー・コレクションを中心に 　月曜・火曜・水曜及び2/25休み
　　　　　　　　　　　　周豪・井上絢子・にしむらあきこ ・鶴田美香子・藤田はるか・上田亜矢子・鈴木隆史・爲金義勝ほか
3/18(土)-4/2(日) 　 vol.3　版画を中心に　　

4/8(土)-23(日)　　鈴木隆史展「猫になりたい」 (SUZUKI Takafumi’I wanna be a cat’) 火曜・水曜休み
5/20(土)-6/4(日)　田中彰展「樹木の航海・南島原・国立・白老」(TANAKA Sho/woodcut)　Kunitachi Art Center 2023
6/17(土)-7/2(日)　戸次祥子展(BEKKI Shoko/woodcut)
７月　川名萌子展(KAWANA Moeko/ceramic)
９月　渡邊加奈子(WATANABE Kanako/woodcut)
10月　”How happy is the little Stone-ディキンスンの詩に寄せて”　岩切裕子・遠藤章子・角谷郁恵・溝上幾久子・戸次祥子 他
11月　調整中
12月　ノエルの贈り物

2024年
１月　しろこまタオ展
　
＊会期は変更される場合もございますのでweb,snsでご確認ください。